Effects of E-conferencing on Teacher Writing : In Preparation for a Teacher Training Course
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概要
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私が担当する教員研修の最終目標は人前で英語のスピーチをすることである。スピーチはじっくり考えることがその基礎となる。ライティングの核に「考えること」がある事実を考えれば、ライティングを研修に含めたのは当然の結果である。ただし、たった一日の研修で参加する受講生一人ひとりに「意味ある研修だった」と感じてもらうためには講義をするだけでは不十分である。そこで採用したのがEメールによる「ライティング指導」である。受講生は時事英語を聞き、書き取り、そこから題材を得て、ライティング練習をする。最後に自分が最も興味ある話題と判断したものについて真剣に考え、ミニエッセイを英語で書いて、それを筆者に送る。筆者と受講生との間で意見の交換(これをEコンファレンスと呼ぶ)が1カ月ほどかけて行われ、受講生の英文は改善される。同じ指導を過去6年間してきたが、7年目の研修には中学校教員14人、高校教員9人が参加した。ライティング過程を中心に考察を行うが、Eコンファレンスが教員のライティングにどんな効果をもたらしたか、実践報告をする。
- 社団法人大学英語教育学会の論文
- 2009-12-20
著者
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