インターアクションから見る理解確認の方法
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概要
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筆者は秋、冬、春学期を通して教育実習を行い、授業の改善を図ってきた。実習において特に不安を感じていた点は、教師と学習者間のインターアクションによる理解確認の有無やその質についてであった。その問題点を探るべく筆者の春学期実習の授業を録画し、COLTを用いて分析した。その結果、教師と学習者とのインターアクションのターン数は多いものの、細かく分析したところ、やはり「発話の繋がり」という点で不十分さが認められた。本稿では教師と学習者間のインターアクションの量と質を分析し、その結果と考察、及び今後の授業に向けた改善策について述べる。
- 2011-08-31