急性期・回復期における,創作活動の治療的適用に関する研究-20年以上の作業療法経験を有する作業療法士へのアンケート調査より-
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概要
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急性・回復期における,脳血管障害により生じる機能障害の改善・軽減の手段として,治療効果があると実感・認識している創作活動とその具体的な適用,その認識について知り,なぜ臨床現場で創作活動の適用を難しく感じるかの考えをまとめることを目的とした。20年以上の経験がある作業療法士(以下OTR)に,アンケートを実施した。結果,OTRが創作活動を治療手段として効用があると認識していることが理解でき,活動ごとの具体的な適用目的や方法,決め手を集約できた。また,OTRが創作活動について様々な想いや認識を抱いていることが改めて理解できた。今後,創作活動を積極的に用いるために,OTRの考え方の転換や創意工夫が必要だと考える。
- 2011-08-31