EFLクラスにおけるテクニカル・コミュニケーションの応用
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概要
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従来「テクニカル・コミュニケーション」は工業や技術分野のためものと理解されることが多かったが、これは誰もが習得可能で必要な「自分が詳しい分野の情報を、詳しくない人にも理解しやすく工夫して伝える」ための普遍的技術である。ユーザーへの情報伝達成功を指標とするテクニカル・コミュニケーションの視点は、外国語として英語を学ぶクラスの学習活動に、実社会に通じる価値観をもたらす。言語学習の場で評価対象とされてきた「知識の正確な運用」に加えて、コミュニケーションの相手に効率的にメッセージが伝わるためのデリバリーの工夫が重要になり、さらにフィードバックを受けて自らの発信方法を工夫するプロセスが加わるからである。
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