電池駆動システムにおけるプログラミング言語が与える消費エネルギーへの影響
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概要
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プログラミング言語の選択による情報通信端末の消費エネルギーの変化を定量的に評価する試みについて報告する.本稿では,アプリケーションの実装プログラミング言語ごとの消費電力への影響を,実情報端末において電力計で実測することにより確かめた.その結果,インタープリタ言語では消費電力の大きな揺れが観測されたが,コンパイル言語と同様の平均消費電力を示し,電池に与える影響の変化は限られた.われわれが実験を行った範囲では,プログラミング言語およびアプリケーションを変化させたときの1秒ごとの平均消費電力の変化は高々20%未満であり,その影響は軽微であることが確かめられた.われわれの知る範囲では,プログラミング言語ごとに消費電力/消費エネルギーの比較を行った報告は限られており,本研究で得られた基礎データは低消費エネルギーアルゴリズムや低消費エネルギープログラミングの研究を行う上での参考データとして貴重である.
- 2011-05-10
著者
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