ESL授業における期待と動機付けの理解:全体的な学び促進への学習者中心のアプローチ
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概要
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学びに影響を与える二つの重要な要素は学生の期待と動機付けである。学生の期待は教室での学びの結果に直接的な影響を与え、教員からの様々な刺激は学生の動機付けにそれぞれの背景や性格、感情によって非常に異なる影響を与える。本稿は、学生中心のアプローチが学生をいかに学びの最前線に置くかということだけなく、それがいかに学生のより全体的な学びの経験にも寄与するかについて説明する。全体的な学びの経験とは、内発的かつ外発的動機付けが効果的に形となり促進される経験、学生が自らの達成可能な目標を設定し、自らの学びの所有権をもつことができるような経験である。本稿は、相互作用的で積極的な学びの経験を促進するべく、授業において期待や動機付けが効果的に理解され役立つことのできる方法を解説する。