ヘッドホンを用いたEOG法による視線入力インタフェース
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
日常生活への導入を目的として,ヘッドホンを用いたEOG法に基づく視線入力インタフェースを提案する.まず,耳介周辺や外耳道に配置した電極を用いたEOG計測により,顔面を覆うことなく視線検出が可能であることを明らかにする.次に,EOGの振幅減少にともなうドリフトの増大,および水平/垂直成分の重畳に対し,複数の電極ペアから得られる多数のEOGにカルマンフィルタを適用する手法の有効性を示す.そのうえで,電極を組み込んだオーバヘッド型およびインイヤー型のプロトタイプとデモアプリケーションの製作を行った.本手法により,ヘッドホンを装着するだけで,注視したビジュアルタグの読み取りや視線の動きによる音楽プレーヤの操作などが可能になる.
- 2011-04-15
著者
関連論文
- 常時装用インタフェースの実現を目指したイヤホンによる視線検出技術 (ユーザインタフェース研究特集--ケータイの新たなカタチ)
- ヒューマンインタフェースシンポジウム2009報告
- 筋電信号のインタフェースへの応用(生体信号計測の人工知能分野への応用)
- 周囲から知覚されない微小動作による認証:AwareLESS認証 (新たな入力方式の提案)
- NTTドコモ 総合研究所
- 手首装着型ハンドセットWhisper (知能情報メディア論文特集)
- CarpetLAN:人体通信を用いた屋内向け無配線ネットワーク&位置検出システム(モバイルコンピューティング)
- モバイルコミュニケーションメディア : 現在と未来(MoMuCセッション,超高速モバイル通信時代のマルチメディアアプリケーション及び一般)
- モバイルコミュニケーションメディア : 現在と未来
- 未来のモバイルマルチメディア
- ユビキタス世界を実現するセンサ技術(ユビキタス応用,センサフュージョン技術)
- HMM及びケプストラム係数特徴による筋電信号を用いた無発声音声認識
- HMM及びケプストラム係数特徴による筋電信号を用いた無発声音声認識(福祉と音声処理及び一般)(音声)
- HMM及びケプストラム係数特徴による筋電信号を用いた無発声音声認識(福祉と音声処理及び一般)
- モバイルコミュニケーションメディア : 現在と未来(MoMuCセッション,超高速モバイル通信時代のマルチメディアアプリケーション及び一般)
- ユビキタスな世界の実現に欠かせない "Last One Hop"
- ヘッドホンを用いたEOG法による視線入力インタフェース
- Human Reader : 人物像と音声による知的インターフェース
- ユビキタス応用 (小特集 センサフュージョン技術)
- ヒューマンインタフェースシンポジウム2012報告
- Headphone Taps:通常のヘッドホンへのタップ入力
- 対象物の厚さに依存する摩擦に関する触覚効果(力触覚の計算,手,一般)