コンジョイント分析を応用した形態分析法
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概要
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形態分析法(Morphological Chart)は,多様で数多くのアイデアを短時間内に作り出すことが可能であるため,デザインの手法として広く応用されてきた。しかしながら,この手法には多数の代案を評価して最も良い解決案を選定することにはまだ問題点がある。本研究は,このような問題点を解決するために,コンジョイント分析法を応用することによって事例研究を行い,その可能性について考察したものである。問題点としては,(1)代案の中から取扱うことのできるセットを選ぶ,(2)最適な組み合わせを探し出すことの以上2点が挙げられる。そこで,この問題点に対処するためにコンジョイント分析を導入し,コンピュータを使ったコンジョイント分析による評価プロセスの記述と,コンジョイント分析の有効性について考察した。
- 日本デザイン学会の論文
- 1995-03-31