端末装置におけるヒューマンインタフェースの調査と開発 : インタフェースの研究とデザイン開発(1)
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概要
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製品開発の過程における方針決定にあたっては,多様な選択肢が発生する。それらの選択肢のうちHIF(Human Interface : ヒューマンインターフェース)における様々な内容に対し,最適化に沿った製品の開発をすすめることが必要である。本論では,情報端末装置におけるHIF研究からの開発事例をとりあげ,その使用される背景,調査と操作性開発の研究過程を述べる。まず,事例にとりあげた銀行向け端末装置の研究では,(1)機器の最適な「操作性」,および(2)「機器配置」の観点から環境の調査と問題抽出をすすめた。次に,開発過程でのモック アップ(実物大模型)による問題対応と解決についてコンピュータによる図形処理モデルへの適用を示し,デザイン過程におけるデザイン要素の研究と解決をすすめるシュミレーションについて考察し,開発環境を得た。
- 日本デザイン学会の論文
- 1989-11-30
著者
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