服飾工芸分野の授業改善についての一考察 : ビーズワーク名称の整理から情報機器活用試案まで
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概要
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高等教育機関における服飾工芸分野での情報機器を活用した授業改善について模索し,今後の授業展開方法について考察する。今回は,ビーズ刺繍図案デザインや,装身具といったビーズワークについて(1)技術習得のためのテクニック名称・語句・表記記号や図解についての現状調査と考察(2)技術習得補助のための情報機器導入に関する提案と考察(3)感性教育の立場からみた服飾工芸分野の今後について,以上の3点を中心に研究ノートにまとめる。研究対象は,本学,短期大学部服装学科専攻科被服専攻の「ファッションクラフト」におけるネックレスなどの装身具製作やブライトワークに焦点を絞る。ビーズ刺繍図案デザイン発想や,アクセサリー製作のための補助機器として,汎用ソフトのPhotoshopやIllustratorの活用方法を考案し,試作であるが,平成22年後期授業で実際にデザイン実習,製作手順考案等について授業展開を行い学生の支持を得た。また,現状調査では,本学服飾博物館所蔵のビーズワークテクニックの確認,ビーズショーの現状,質問紙調査など,多方面から考察する中間報告である。
著者
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