保育士養成校における学生の理科離れの課題と提言 : 科学リテラシーとブックトーク
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概要
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1990年代より、小、中学生及び高校生の理科離れが懸念され始め、並行して大学生の学力低下への社会的関心が高まってきた。保育士養成課程における学生の理科的な分野への関心の低さは、幼児の「理科離れ」に直結しかねない深刻な問題である。都内保育士養成短期大学にて、保育士を目指す学生を対象に昆虫のセミの知識に関する質問紙調査を行った結果、学生の「理科離れ」が顕著な結果として表れた。その解決策として情報科学分野の児童図書館において行われているブックトークの技法が、学生の理科への意欲、興味を高める一助として保育士養成課程の授業展開においても可能であると判断し、考察を行った。
- 2011-02-25
著者
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