甲府盆地及びその近接地城の淡水産プラナリアの生態調査報告
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概要
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甲府盆地とその近接地域の淡水棲三岐腸類の分布を調査した結果,ナミウズムシ Dugesia japonica ICHIKAWA et KAWAKATSU,ミヤマウズムシ Phagocata vivida(IJIMA et KABURAKI,1916),カズメウズムシ Polycelis auriculata IJIMA et KABURAKI,1916が出現した。これらの3種類の垂直分布範囲と夏季の棲息水温範囲は,D.j.japonicaが267〜1550m(7.5〜20.2℃),Ph.vividaが800〜1770m(6.8〜16.5℃),Pol.auriculataが1200〜1770m(5.5〜11.2℃)であった.垂直分布型はJ-JV-JAV-AVのように示される。
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