病児保育の必要性と課題
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概要
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共働き世帯の増加に伴い、保育ニーズは年々高まっている。そのなかで、保育所の待機児童数の増加など、就労と育児を支援する環境整備は進んでいない。とりわけ病児保育は保育ニーズが上位にありながら、実施も再編強化が始まったばかりである。本稿では、摂津市と枚方市の事例を参考にしつつ、病児保育における必要性と課題を考察するなかで、病児保育における保健職の配置に関する意義を模索したい。併せて、保育看護の専門的ケアの必要性についても述べたい。