視覚認識における注意を要しない特徴統合過程(実・仮想空間の知覚・認知,一般)
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概要
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あらゆる視覚刺激は形や色・運動方向などの特徴(feature)の組み合わせから成っており、それらの特徴を統合することによって完全な視覚(物体)認識は成立する。この特徴統合(feature binding)の処理において、従来は対象の刺激に注意を向けることが必要であるという説が主流であった。本研究ではそのような注意依存的経路とは別に、注意を要しないもう一つの特徴統合経路があることを報告する。
- 2010-11-06