モンゴルにおける経済体制と銀行制度について
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概要
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本論は、モンゴルにおける銀行業務のリスクに関する問題点を検出すること、および銀行システムをめぐるいくつかの重要な問題を解決することを目的にしている。とはいえ、本論では、銀行業務のリスクだけに主眼をおくのではなく、最初にモンゴル経済に関して概略を描くことを試みている。 まず第1章では、モンゴルの経済制度について紹介する。そして、第2章では、モンゴルにおける銀行制度に関する主要な研究の背景を検証した。これと関連して、銀行業務のリスクに関わる問題は、銀行システムと現実の問題の状況と、さらには今後において解決されるべき諸問題を必然的に生起させる。モンゴルでは、これまで「中央銀行と国立銀行」とからなる銀行システムは、中央銀行と商業銀行、ノンバンク的な金融組織と貯金を含む複数のタイプからなる、以前とは全く異なったシステムや信用組合などへと移行してきた。したがって、銀行業務管理に関しての重要な問題とその最適解を求めるための法規制の問題は、この研究を通して、一つずつ明らかにしていく。
- 2011-03-01
著者
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青木 俊昭
東京情報大学
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青木 俊昭
東京情報大学総合情報学部情報ビジネス学科
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Narantyua Dashdendev
東京情報大学大学院総合情報学研究科[博士課程]
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Narantyua Dashdendev
東京情報大学大学院総合情報学研究科
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