憲法89条とNGO-NGOへの資金助成 違憲性を越え、新たなビジョンを求めて-
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概要
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本稿は、行政府が民間の非営利組織に資金助成を行うにあたって憲法89条に対する違憲性を争うこれまでの議論、またNPO法(特定非営利活動促進法)以後に展開されている憲法89条の解釈のあり方をまず整理する。さらに、憲法89条の「公の支配」がNPO・NGOへの資金助成への制約としてどう発生しているか概観し、特にNGOへの資金助成を批判的に分析し、NGOの主体性を保持しつつ、公費の濫用を防ぐための未来の関係と制度のあり方を探る。
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