埼玉県の立地区分と森林土壌の分布について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
民有林の適地適木調査を埼玉県では昭和33年から39年までの7年間実施し,県内の民有林3万余haについて調査を行ない,これによって県下の森林土壌の性質や土壌型の分布についてほぼ推察できるようになった。埼玉県の森林土壌についてはこの調査のほか,国有林については国有林の土壌調査,国土地理院発行の5万分の一「寄居」図巾について経済企画庁の実施した国土調査の中の土壌調査,林業試験場の林地生産力調査などがあり,これらを参考にすれば県下の森林土壌の性質や土壌型の分布をより正確に把握することができる状態にあり,これらの諸調査を基礎に埼玉県の森林土壌について土壌型やその性質についてとりまとめた。
- 森林立地学会の論文
- 1967-03-15