創造性育成に向かうシンガポール中等美術科教育
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概要
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シンガポールは2000年から教育改革に取り組み,現在,新しいシラバス(教育課程)が試行されている。教育改革では国民教育の実施,情報技術教育の充実,課外活動の充実,道徳教育の充実などが掲げられている。そうした状況の中で中等美術科教育は伝統文化の伝達から国民文化の創造へと教育の内容,方法を変化させている。本稿では新しいシラバスと教科書を検証した結果,(1)表現のためのアイデアの重視,(2)生徒の主体的学習の重視,(3)シンガポーリアンとしての文化の統合,(4)視覚言語の重視,という特徴を有していることを読み取り,中等美術科教育が国民文化創出のための創造性の育成という機能に転換していることを結論とした。
- 2005-06-30
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