"心と体の関連型運動遊び"としての「体ほぐしの運動」の特性に関する一考察
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概要
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本研究の目的は,体育科に新たに登場した「体ほぐしの運動」の特性を考察するものである。体ほぐしの運動は,具体的な活動を通して心と体が深く関わっていることを体得できるようにするものである。これまでの体育は,運動内容に固有にみられる機能的特性に着目しており,本研究は,機能的特性では説明できない「体ほぐしの運動の特性」を「運動内容と行い方」に着目して考察した。その結果,体ほぐしの運動の学習内容は,「〜をねらった〜の運動遊びで,〜の楽しさを味わう。」という基本的な脈絡に位置づけて考えることができる。そのためには,運動内容の目標やねらいを構造化し,運動遊びの楽しさを分析し,自分と仲間を意識した心と体を一体としてとらえた運動遊びに応じた行い方をすることで可能になる。すなわち「心と体の関連型運動遊び」(略して「心身型運動遊び」)が,体ほぐしの運動の特性となる。
- 日本教科教育学会の論文
- 2003-12-30