野外観察で特に期待できる学習効果をあげる指導法とその試行
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概要
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地学領域の指導において,野外観察で特に期待できる学習効果とは何かを探ぐり,生徒が観察をするときの目のつけどころや考え方の拠り所をどのように与えればよいかの検討をした。これらの検討結果をもとにして,野外観察をするときの観察行動の過程をプログラム化し,自由な発想活動をできるだけ束縛しないように留意した観察カードを作成した。このような観察カードを用いた野外観察を試行し,生徒の行動や反応の結果にもとずいて野外観察に関する新しい指導法の検討をした。
- 日本教科教育学会の論文
- 1976-03-31