電流概念の形成に関する研究(2) : 豆電球の点灯する理由
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
電流概念の形成過程を明らかにするためには,子どもの電流に関して持っているイメージの変容過程を知ることが重要である。そこで今回は,豆電球と乾電池よりなる単一閉回路での豆電球の点灯する理由について,小学校3年から中学校3年迄を中心に調査し,詳細に検討した。調査問題は,内包的概念にまでおよび,選択法により回答させた。本調査の目的は,豆電球の点灯理由を通して,子どもの電流に関して持っている概念とその学年推移を知ることである。回答の分析の結果,電流等の流れる向きも含めて,電球の点灯する場合の電流等のイメージには様々なものがあることが分かり,その考え方の変容過程を明らかにすることができた。
- 日本教科教育学会の論文
- 1984-07-25
著者
関連論文
- 3F08 自尊感情を高める学習プログラムの開発 : 太陽電池学習を通して
- 3C05 環境教育の現状と課題
- 3C04 環境保全行動に影響を及ぼす要因
- 2D03 理科学習へのインターネット活用(1)
- 環境教育プログラムの開発 : 授業実践 1
- 電流概念の形成に関する研究 : アンケート結果の信頼性
- マイクロコンピュータの特性を生かした教師用資料 : 太陽の動きを中心として
- 実験指導における新しい手法の開発 : 指導成果の解析
- 小・中学生の動植物の嗜好傾向
- 学生の指数関数の理解度
- 理科学生に対する効果的プログラミングの指導
- 科学概念の形成に関する研究(I) : 力学量
- 理科教育への統計分析的手法の導入
- 実験指導における新しい手法の開発 : 測定値の処理
- 電流概念の形成に関する研究(1) : 電流の流れる向き
- マイクロコンピュータを用いたシュミレーションによる物理公式の理解
- コンピュータ通信を利用した理科教育学生訓練法の開発
- 日本の小学校理科カリキュラムのISM法による分析 : 1968年と1989年告示の物理領域のカリキュラム比較
- 大学での実践的生活科教育の試み : 学内樹木の観察(II)
- 学生の植物の嗜好傾向とその学習状況依存(II)
- 学生の動物の嗜好傾向とその学習状況依存
- 2D07 ISM法を用いた理科カリキュラムの構造化の試み
- 1E05 大学での実践的生活科教育の試み : 学内樹木の観察
- 1B04 学生の植物の嗜好傾向とその学習状況依存
- 大学での実践的生活科教育の試み : 学内樹木の観察
- 学生の植物の嗜好傾向とその学習状況依存
- コンピュータ通信を利用した理科教育学生訓練法の開発 : ディベート法を利用した試み
- 植物名調べに関する小中学生の観察観点
- コンピュータを利用した気象学習用教材
- コンピュータを活用した中学校での気象学習の試み
- 教育学部生のための基礎的な実験技能を高める試み
- アニメーションによる理科教材の開発 : 回路と天体教材
- 6D-06 地域気象情報を活用した気象学習の検討 : アメダスデータ
- 光電池・モータの教材化
- 2次元データ処理へのマイコン利用
- 学生実験のための半減期測定用線源
- 地域の気象特性を利用した教材の開発 : 熊本市近郊の気温分布
- 小学校課程の学生に対するプレテストの効果
- 理科教材研究へのマイコンの導入
- 電流概念の形成に関する研究(2) : 豆電球の点灯する理由
- 理科教育への統計分析的手法の導入