"Alternatives for Art Education Research"および"Becoming Human Through Art"を通じての米国の現代美術教育の理論研究とその基本的姿勢について
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概要
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日本の美術教育の実践研究は近年さかんに行われているが美術教育の理論研究は軽視されている。今後の日本の美術教育理論研究の発展にとって外国の文献はおおいに参考になると思う。ここで紹介するのは,ペンシルバニア州立大学教授のケニス・バイテル博士の"Alternatives for Art Education Research"とジョージア大学教授のエドモンド・フェルドマン博士の"Becoming Human Through Art"である。バイテル博士は哲学的背景を中心に美術教育研究の実例をあげての研究であり,フェルドマン博士は新しい美術教育の理念を広い視野にたって研究している。この現代アメリカの美術教育の代表的学者の研究姿勢は今後の日本の美術教育の理論研究の大きな助けとなるであろう。
- 日本教科教育学会の論文
- 1979-01-31
著者
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