調理学習における児童の意識
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概要
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小学校の調理学習に対する児童の意識-難易・興味・できばえの自己評価-について調査し,指導事項や指導方法の改善に役立てることが本研究の目的である。そのため1)各調理実習教材の作業要素を分析する。2)調理実習を行った直後に質問紙をくばって,各自が行った作業要素についての反応をみる。3)その結果どの作業に対して困難を感じ,興味を持ち,よくできたと思ったかがわかり,これらの意識からみた指導事項の適否,指導の重点箇所の検討をこころみた。調査結果から児童が興味を持つ作業は,ア.活動的で作業効果の明確なもの,イ.各自が作業に参加できるもの,ウ.創作的なものであり,できばえの自己評価の高かったのは比較的やさしい作業-火を消す。食品を洗うなど-であることがわかった。また現行の調理実習教材の程度や配列は,児童の抱くこれらの意識からみて適当であると思われる。
- 日本教科教育学会の論文
- 1978-04-30
著者
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