ソーシャルワークの専門職性評価指標作成の試み
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概要
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クライエントによる選択と,自己決定,自己責任は21世紀のわが国のソーシャルワークの大きな課題であるが,これを実現していくためには困難を抱えたクライエントに対するレベルの高いソーシャルワーク援助が必要である。では,レベルの高いソーシャルワークとはどのようなソーシャルワークであり,どのような要件を満たすことが必要であろうか。ソーシャルワーカーが一定水準以上の専門職性をもって実践し,またそれが評価されるためには専門職性を判定する基準を明確にする必要があると思われる。本研究の目的はソーシャルワークの専門職性に関する先行研究をふまえたうえで,実際に使用することのできる専門職性判定のための評価指標の作成を試みることである。専門職性を構成する7つのカテゴリーとそれに対する67の下位項目を設定しそれらの妥当性を調査によって検証するという方法をとった。
- 2002-03-31
著者
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