12. 鉄筋コンクリートラーメン節点部の応力分布について
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概要
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鉄筋コンクリートラーメンの節点部パネルにおける亀裂発生前の低応力時の応力性状を論理的に検討することを目的として,置換トラス法による解析を行った。この節点部の応力性状を明らかにする試みとしては既に二,三の光弾性実験の報告があるが,光弾性では,剪断力のみを受ける場合について取扱ったものが夛く,柱軸力と剪断力を組み合わせて検討した例は少ない。又節点パネルのプロポーションも数種に限られている。本報ではパネルプロポーション,柱巾tcと梁巾t_Bとの比,柱と梁の加力点間距離の相異柱軸力Nと剪断力の比等を変化させ,これらの要素の影響を検討した。単位トラスは正方形とし,単位トラス弦材の長さをaとした。トラス部材断面は置換トラス法に従い,柱梁部材断面の相異を考慮して求めた。但し鉄筋断面を考慮しなかった。
- 社団法人日本建築学会の論文
- 1968-03-23
著者
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