2-1 気候変動を考慮した設計用積雪荷重の提案(材料・構造系)
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概要
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近年、北陸地方の冬季間の少雪化は著しく、特に福井市の最深積雪量は昭和56年に196cmを記録して以来は、昭和61年の127cmを除き、100cmには一度も達していない。この現象は現在福井市で採用している「垂直積雪量200cm、長期時原則100%適用」の規定からはかなり乖離している。そこで本稿では、近年顕著になってきている気候変動の観点から最深積雪量を検討し、低炭素社会に向けた新たな垂直積雪量による設計用積雪荷重を提言する。
- 2010-07-18