12-1-0 つながる集落(まち)の姿 : 片貝町の奉納煙火からみる暮らしの営み(建築作品)
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概要
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日々の生活の中に流れている暮らしの営みや、そこにある人間同士の絆が、失われてきている。現代社会の波の中で起こる様々な問題に飲まれ、消えていくつながりの姿に対して、建築が担える部分とは何であるか。その集落の生活空間やまちなみの姿は、そこに暮らす人々の記憶である。建築における空間性が、そこに住まう人たちの生活と意識の中に介在していることを示す。そのような中で、新潟県片貝町の花火を通して育まれる独自の風土性に着目し、建築制作を通してプロジェクトを立ち上げる。
- 2009-07-12