12-1 現代の都市空間に潜む集落のカタチ(建築作品)
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概要
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古来より存在する集落というものの中に、そこでしか生まれない形状というものがある。それは、その土地にしかない風土や歴史、そしてその土地に生き続けてきた人々が作り上げた建築本来の姿である。本作品は現代に残る敷地形状、大井川平野の『舟型屋敷』に着目し、土地固有の地域性・風土性が形態として現象化するまでをその形成過程より紐解いていく。『舟型屋敷』より導き出された空間構成・建築的本質を基に、現代における新しい都市空間を生み出すことのできる建築物を見出すことを目的とする。
- 2009-07-12