2-8 RC梁部材の変形性状に関する実験的研究 : せん断余裕度と複筋比の影響(材料・構造系)
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概要
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梁部材の変形性能はせん断余裕度により変化することが明らかにされている。また一般的なRCの許容応力度設計では梁端部において複筋比が1.0以下になる場合がある。複筋比<1.0の場合、圧縮鉄筋一本あたりの圧縮力が大きくなり、座屈等により曲げ塑性ヒンジを維持できなくなると考えられ複筋比=1.0と比較して靭性が劣る可能性がある。本研究では、せん断余裕度と共に複筋比の値を変化させ載荷実験を行い、RC梁部材の変形限界について評価を行った。
- 2009-07-12
著者
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中野 克彦
新潟工科大学工学部建築学科
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中野 克彦
新潟工科大学
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中野 克彦
東京理科大学工学部建築学科
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藤田 貴弘
新潟工科大学
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徳重 充
メークス(株)
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徳重 充
新潟工科大学工学部
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徳重 充
新潟工科大学大学院工学研究科
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