41 拘束された鋼板の突合せ溶接時の熱応力分布に及ぼす材長の影響(立体解析・雪荷重,建築構造)
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概要
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一般に,溶接される部材は何らかの形で拘束を受けていて,これにより溶接継手には拘束応力が生じ,材質あるいは溶接条件ならびに拘束の強弱によって,冷却中に溶接部に割れが生じる可能性があり,溶接工学の古くからの研究テーマの一つである。拘束割れ試験では比較的短かい(30^<mm>〜100^<mm>)溶接長が規定されており,実際に施工されている溶接長に対して,これらの結果を適用するには十分な検討が必要であるとされている。本報告では,図-1に示すように材幅300^<mm>を一端から突合せ溶接するものとし,拘束状態として最も単純な完全固定の場合について,溶接条件を単一に設定し,(図-1)材長(L)を100^<mm>,200^<mm>,300^<mm>と3種類に変えて,溶接部及び母板に生じる応力を著者の提案した二次元有限要素法による溶接部の溶着金属を考慮した熱弾塑性解析法によって求め,上記の材長変化による影響を,解析値を相互に比較するおとによって検討した。
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