コンテンツ配信の為の P2P 技術における設備負荷と DL 時間削減方式に関する考察
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概要
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コンテンツ配信において P2P 方式が活用され始めている.その P2P 方式において,ネットワークトラフィック量の削減とダウンロード時間の短縮の為にアップロード端末を通知する P4P 方式が台頭してきている.しかし既存の P4P 製品では次の三つの課題がある.一つ目は "近隣からのダウンロードを誘発する為の仕組みは具備されているものの,端末やエッジルータ単位等詳細でかつ正確なアップロード端末の通知を行なう事は出来ず,ネットワークトラフィック量の削減が不十分である" という課題である.二つ目は "一部のアップロード端末に要求が集中し,ダウンロード時間が増加する" という課題であり,三つ目は "ルータ負荷の集中" という課題である.そこで本論文では,これらを解決する方式として "ダウンロード端末からのホップ数が小さいアップロード端末を通知する方式" と "アップロード端末の負荷分散",および "ルータの負荷分散を行う様にアップロード端末を通知する方式" の提案を行なう.
- 2009-06-11
著者
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藤田 謙一
Ntt西日本技術革新部研究開発センタ
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藤田 謙一
Ntt西日本 技術革新部 研究開発センタ
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竹川 綾
NTT西日本 技術革新部 研究開発センタ
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今枝 直彦
NTT西日本 技術革新部 研究開発センタ
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竹川 綾
Ntt西日本技術革新部研究開発センタ