明治期の奈良盆地における集落の中心性について
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概要
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本報告は,集落単位で記載された近代の統計資料を用いて,明治期の奈良盆地における集落の中心性を計測する方法論について検討したものである.中心性を計測するためのデータが不十分な資料においても,土地利用に関するデータから中心地機能を推定した復元データによって,中心地の階層区分が可能であることを示した.その結果,奈良盆地の中心地システムは,格子状の交通路に規定される階層構造を有していることがわかった.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2009-07-18
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