撮影地探索システムにおける地理的位置を優先した探索手法
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概要
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撮影地探索システムは, 風景写真の特徴を入力としてその撮影地を探索するシステムである. その目的は風景写真への位置情報付与支援である. 写真の位置情報はその写真を利用する上で有効なメタデータである. 撮影地探索システムにとって, 撮影地探索は最適化問題の最適解を探索することである. 現状ではその探索に遺伝的アルゴリズムを用いており, 探索空間を狭めることが重要である. しかし現在利用できる探索空間の制限方法には, 交叉において親個体が持つ地理的な位置が子個体に継承されにくいという問題がある. 本論文では, その問題点を解決するために, 解くべき最適化問題の変換と罰金法とを用いる手法を提案する. そして実験によりその有効性を確認した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2010-01-21
著者
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