DFTによる楽音の各成分の特性に注目した協和音の音高推定の検討(音響・超音波サブソサイエティ合同研究会)
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概要
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本稿では,2つの音高の周波数成分が重なっている協和音の音高推定の手法として,DFTおよびテンプレートを用いた手法を提案する.まず,単音の楽音を一周期ごとにDFTし,楽音の振幅および位相の特性をテンプレートとして求める.次に,入力された楽音からテンプレートを減算し,その結果によって入力が単音であるか協和音であるかの判定を行う.実験の結果,単音と協和音の判定で87.9%の正答率を得ることができた.
- 2010-01-18