リアデフォッガーを使用した開口共有FMアダプティブアンテナESPARアンテナへの適用
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概要
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リアデフォッガーをアンテナ開口として用いたアダプティブアンテナを提案する。リアデフォッガーに複数のポートを設け,開口共用アンテナとして使用する。計算機シミュレーションにより,ポート間の空間相関とVSWRが低く,平均実効利得の高いポートの位置を見出した。複数のポートのうち1つのポートが入出力ポートに割り当てられ,そのほかのポートに可変リアクタンス回路が接続されることによって,ESPARアンテナが構成される。ダウンヒルシンプレックス法により規範信号系列と受信信号系列の相関値を最大化することにより適応ビームが形成される。提案されたアンテナは,VHF帯で予定されている新たな情報通信サービスに有効と考えられる。
- 2010-02-11
著者
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