COレーザー光照射が移植腫瘍の増殖抑制に与える影響
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概要
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近年、癌治療において免疫療法が行われるようになった。免疫療法とは自己の免疫力を高め、免疫細胞により腫瘍細胞を攻撃、破壊能を高める治療法である。我々はマウスの腫瘍移植モデルを用い、COレーザー光照射による免疫の活性化について検討を行った。その結果、腫瘍の移植3日前から17日目まで連日レーザー光照射を行ったところ、腫瘍増殖抑制効果が認められた。サイトカインの測定から、照射後期において有意にIL-12産生の増加が見られた。このことから、レーザー光照射により抗原提示細胞の成熟が促され、IL-12が産生されることで免疫が活性化し腫瘍増殖抑制効果が得られたのではないかと考えられた。
- 2010-03-02
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