相関のあるガウス無記憶情報源の分散符号化
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概要
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本論文ではL個の相関のあるガウス情情源Y_i,i=1,2,…,Lに対する分散符号化システムを考える.信号Y^L=^t(Y_1,Y_2,…,Y_L)は,離れた情報源からの出力信号X^L=^t(X_1,X_2,…,X_L)の雑音に汚された観測信号であり,Y^L=X^K+N^Lで与えられる.ここで,N^L=^t(N_1,N_2,…,N_L)は,L個の独立同分布ガウス確率変数からなる雑音ベクトルであり,X^Lとも独立である.このシステムにおいて,L個の相関のあるガウス観測信号はL個の符号器により,独立に圧縮されて,情報処理センターへ送られる.ここでは,情報処理センターでY^L=X^L+N^Lの推定を行う多端子情報源符号化の問題を考える.信号Y^Lの推定誤差の評価として,ここでは,推定誤差の共分散行列に基づく3つの評価を考える.そのそれぞれの評価に関して,伝送率・ひずみ領域の内界と外界を陽に与える.
- 2010-05-14
著者
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