HDDのSER改善に向けた外来雑音影響抑圧の検討(信号処理及び一般)
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概要
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HDDの高速データ転送化とともに、外来雑音によるエラーレートの劣化が大きくなった。そこで、外来雑音として、装置に流れる雑音電流、電磁波による誘導雑音に着目して、装置内部への侵入原因を明らかにした。(1)カバー・ベース間のインピーダンスが高いために、スピンドル等を介した内部の低インピーダンス部を雑音電流は流れる。(2)カバー・ベース・ネジで構成されるスロットで、電磁波による誘導共振が生じ、高周波電流が内部へ侵入する。対策は、銅テープでカバー・ベース間を短絡させ、低インピーダンス化、スロットサイズの小型化を実現した。エラーレート評価の結果、高周波電流の侵入抑圧が可能であることを示した。
- 2009-12-03
著者
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