NEAR-GOOSの現状と課題(シンポジウム:北東アジア海域の沿岸海洋観測システム-その現状と課題)
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概要
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NEAR-GOOSの初期の目的は,毎日の海洋のマッピングに資する即時的な海洋のデータ交換システムの構築であった.システムは順調に構築され,運用段階に入り,海洋観測データ・解析結果の供給源として利用者に定着した.国内関係機関の協力により観測データの供給量は増加している.それに加えてプロダクトの種類も増え,NEAR-GOOS参加機関から提供されるデータ・プロダクトは多様性を増している.初期の目的が概ね果たされたことから,NEAR-GOOSは次段階で実施すべき事業内容の検討を進めている.新たな活動指針となる第二期戦略計画のもと,多くの機関が機動的に参加できるよう組織上の柔軟さをもった実施体制により,NEAR-GOOSは進化していく.
- 日本海洋学会の論文
- 2006-08-31
著者
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