20世紀初頭と末の日本周辺海域の海上気温と海面水温 : 神戸コレクションと漁海況データセットの比較(シンポジウム:地球温暖化と沿岸海洋)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
20世紀初頭と末の日本周辺海域における海上気温(MAT)および海面水温(SST)を比較した.用いたデータは神戸コレクションと漁海況データセットである.神戸コレクションから1901〜1931年の31年間,漁海況データセットから1964〜1993年の30年間,北緯25度以北50度未満,東経125度以東,東経155度未満の範囲を選り出して,両データセット間の夜間MATと夜間SSTを比較した.その結果,SSTは10月から次の3月まで,MATは1,2,5,11月に20世紀末が初頭より有意に高いという結果を得た.
- 日本海洋学会の論文
- 2005-02-25
著者
関連論文
- 海洋速報海流図の解析による黒潮流軸の変動特性
- 日本周辺海域における歴史的海上気象データのSSTバイアスについて
- 20世紀初頭と末の日本周辺海域の海上気温と海面水温 : 神戸コレクションと漁海況データセットの比較(シンポジウム:地球温暖化と沿岸海洋)