ナホトカ号及びダイヤモンドグレース号の油流出事故に係わる環境調査結果について(シンポジウム:石油汚染の調査研究の現状と課題)
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概要
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ナホトカ号及びダイヤモンドグレース号の油流出事故に関する海上保安庁水路部の調査結果は,海水中の溶存/分散状石油炭化水素濃度は比較的速やかに事故以前の状況に回復し,また,東京湾の海底堆積物は油流出事故の影響を受けていないことを明らかにした.また,海水中の溶存/分散状石油炭化水素濃度と塩分との相関関係から,東京湾や大阪湾のような内湾域では陸上起源の石油炭化水素の負荷が大きいことが示唆される.
- 日本海洋学会の論文
- 1999-08-10