鉄道のスケジューリング問題の力学的,電気回路的モデル化
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概要
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従来,鉄道のスケジューリング問題は,オペレーションズリサーチの既存手法 (特に線形計画法) の応用として扱われてきたが,現実の複雑大規模な鉄道網のスケジューリングを総合的,一括的に行うには問題の探索規模が大きすぎ,モデル化して解を導くことが困難であった.そのような現状を踏まえ,本研究では,力学,電気回路理論のアイデアの導入により,現実に鉄道事業者にとって考慮が必要不可欠な要素の大部分を同時並行的に考慮でき,解導出プロセスを可視化でき,かつ現実の大規模な対象事例にも適用可能な,統合的な列車ダイヤ自動作成・定量的評価のモデル,および解法アルゴリズムを考案した.本報告ではその概要について述べる.
- 2010-02-25
著者
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