パスワードの脆弱性と対策-認知心理学の知見を生かして
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概要
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パスワードとは,一般的には 「合い言葉」 の意味であるが,情報システム分野で使用する場合はユーザが本人認証をするために入力する文字・数字列を指す.本人認証に使われるパスワードはセキュリティ全体の強弱を実質的に左右し,安易な作り方をするとセキュリティを崩壊させかねない.従来様々なパスワード脆弱性対策が謳われてきたが,人間の心理や記億の特性を考慮していないが故に実効的な意味は薄く,またパスワード代替手段についての議論も,認証という行為の本質に立ち至ることなく表面的な技術比較にとどまっていた.本論文では認知心理学の知見を参考にしてパスワードの脆弱性対策を論じ,人間の記億特性に沿った解決策を提案する.
- 2010-05-04
著者
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