P2P ファイル交換ソフトウェアを対象としたトラヒック解析・制御システムの基本アーキテクチャの提案
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概要
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P2P (Peer to Peer)ファイル交換ソフトウェアの利用が広がり,P2P ソフトウェアの発生させるトラヒックによるネットワーク帯域の逼迫や,P2P ネットワークを介した個人情報の流出などの問題が顕在化する中,P2P ソフトウェアのトラヒック制御は重要な課題となっている.この報告ではネットワークを流れる大規模なトラヒックを観測し,P2P ソフトウェアが発生させるトラヒックを識別し,適切に制御するためのアーキテクチャを提案する.このアーキテクチャは,観測部,解析部,管理部,制御部の 4 つの機能部からなり,観測部で観測されたトラヒックを適切に解析部に割り振り,管理部は解析部から受け取った解析結果に応じて制御コマンドを制御部に対して発行する.最後に,本システムを用いて実際に P2P ソフトウェアの制御を行った実験について報告する.
- 2009-06-25
著者
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