素材メーカの立場から見たLCA(<特集>環境システムの最適化を目指すライフサイクルアセスメント)
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概要
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化学産業は,エネルギー多消費型産業であり温室効果ガス(GHG)も多く排出する.このことだけで,化学産業は地球温暖化問題においてよくない産業といえるのだろうか.化学製品の中には,それがなかったと仮定した場合に使用されるであろう代替製品と比較して,使用段階で,大きな省エネルギー効果を発揮する製品や,再生可能エネルギーの生産に必要不可欠な製品などがある.このような疑問を解消するため,製品のライフサイクル全体から排出されるGHGを代替製品との比較で評価する手法(LCA視点でのCO_2削減貢献量評価)を使って,化学製品を評価し,化学産業が,むしろ,地球温暖化対策にとってなくてはならない産業であることを示した.
- 2010-12-01
著者
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