中井正一と図書館の近代化 : 阿部耕一朗に聞く
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概要
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初代国立国会図書館副館長である中井正一は,尾道市立図書館長としての経験などを背景として図書館活動の機能化を推進しようとしていた。そうした考え方の根底にはカッシーラーの「関数概念」があり,哲学者としての専門的知識を図書館活動に適用しようとしたものと考えられる。
- 1999-11-01
初代国立国会図書館副館長である中井正一は,尾道市立図書館長としての経験などを背景として図書館活動の機能化を推進しようとしていた。そうした考え方の根底にはカッシーラーの「関数概念」があり,哲学者としての専門的知識を図書館活動に適用しようとしたものと考えられる。