通信グループに基づくサービスの制御が可能なNAT越えシステムの提案
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
外出先からホームネットワーク内の通信機器に対してアクセスする場合,NAT越え問題を解決する必要がある.筆者らは,外部ノードとホームゲートウェイが連携してNATのマッピングを動的に生成することによりNAT越え問題を解決するNAT-f(NAT-free protocol)を提案している.しかし従来のNAT-fは,外部からの通信が許可された内部ノードに対して自由にNATのマッピングを生成できるため,誰でもホームネットワーク内にアクセスできてしまうという課題があった.本論文では従来方式に通信グループの概念を導入したセキュアなNAT越えシステムを提案する.通信グループを内部ノードが提供するサービスに対応付けることにより,外部ノードからのアクセス制御とサービスの制御を同時に実現することが可能となる.
- 2010-09-15
著者
関連論文
- Hole Punchingを用いたNAT越えMobile PPCの設計(モバイルコンピューティング,モバイルアプリケーション,ユビキタス通信,モバイルマルチメディア通信)
- プライベートネットワーク内のノードを通信相手とした移動透過性の実現方式(ネットワーク,通信技術の未来を拓く学生論文)
- フレキシブルプライベートネットワークにおける動的処理解決プロトコルDPRPの実装と評価(ネットワークセキュリティ)
- フレキシブルプライベートネットワークにおける動的処理解決プロトコルDPRPの実装(セッション5-B : ネットワークセキュリティ(2))
- FPNにおける渡り歩きの検出方法の検討
- フレキシブルプライベートネットワークにおける動的処理解決プロトコルDPRPの仕組み
- グローバルアドレス環境を挟んだプライベートアドレス端末同士の通信の提案と実装(セッション9-A : ネットワークセキュリティ(3))
- アドレス空間の違いを意識しない通信方式NATFの提案と実装(セッション9-A : ネットワークセキュリティ(3))
- 端末の改造が不要なNAT越え通信システムNTSSの提案と評価
- 通信グループに基づくサービスの制御が可能なNAT越えシステムの提案