コラボレーション活性化と企業活動の適正化を両立させる企業情報システムモデル
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概要
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電子メール,Webベースの電子掲示板等の情報ネットワークを基盤とした電子的な手段が企業内での情報交換の手段として主流になっている.近年,さらに電子的なコラボレーションを可能にする手段,Wiki,Blog,SNS等のサービスを企業内業務に適用したいという要求が高まってきた.一方,企業は個人情報保護,セキュリティ確保や各種規制に対応する目的で電子的なコラボレーション手段を抑制することも求められている.本論文では,この相反する要求を両立させることを目的とし,企業内のコラボレーションシステムの構成,活用される事業の段階ごとに最適なコラボレーションの要件を明確にし,それらの要件を満足させる管理モデル,OFFコラボレーションモデル(Open, Flexible and Formal collaboration model)を提案する.提案したモデルを大規模組織で適用し,企業内のコラボレーションシステムに求められる要件を満たすことを確認した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2009-02-15
著者
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