2-20 鋼材の局部破断伸変形に関する研究(第2室材料・構造)

概要

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鋼構造物の破断性状、とくに、破断にいたる変形性状を明らかにしようとする際、その破断に関与する変形量は、きわめて局部的な要素が多いと考えられる。例えば、リベット、あるいは、ボルト接合部にみられるように、これら継手の破断変形には、へりあき部分など局部の破断伸び変形量が大きな役割を果たすことが多い。本研究では、SS39、および、9T(高張力鋼)、円形断面鋼材について、その局部破断伸び能力と、Gage Lengthとの関係、および、ノッチ効果による荷重の増加と、Gage Lengthとの関係を検討した。又、SS39材について、P-δ関係を計算し、実験結果と比較した。
社団法人日本建築学会の論文