蓄冷装置の研究
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概要
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主として夜間の冷房負荷の小さいときに製氷・蓄冷し,昼間の冷房の大負荷時に放冷する蓄冷装置を対象として,理論および実験的研究を行い,以下の結果を得た.1)冷凍機の特性,製氷器の諸元,蓄冷槽の容量などを与えて製氷量を予知する基礎式を導き,実機レベルの蓄冷実験により,この式が実験とよく合致することを確かめた.2)上記基礎式および実験によれば,製氷量に及ぼす影響は製氷管の管径より管長のほうが大きい.3)生成した氷を管壁から離脱させ,氷による熱抵抗を減じた場合の製氷量の増加率を定量的に把握した.
- 社団法人空気調和・衛生工学会の論文
- 1979-02-25
著者
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